押さえておきたい警備業の用語を解説| 交通誘導・イベント警備を依頼する前に知っておきたい基礎知識

押さえておきたい警備業の用語を解説| 交通誘導・イベント警備を依頼する前に知っておきたい基礎知識

 

建設現場やイベント会場で警備会社に依頼を検討する際、「専門用語が多くて分かりにくい」と感じたことはありませんか。

実際に警備業界には独自の用語や法律上の区分が存在し、これらを理解せずに発注すると思った通りのサービスを受けられない可能性があります。

本記事では、警備業を初めて利用する企業担当者さまでも安心して依頼できるよう、押さえておくべき基本用語をわかりやすく解説します。

 

 

◆警備業の基本区分を理解する

 

1号警備(施設警備)

1号警備とは、ビル・商業施設・工場などにおける常駐警備を指します。

出入管理や巡回、防犯カメラの監視などが主な業務で、施設の安全を維持する役割を担います。

 

2号警備(交通誘導警備)

建設現場や道路工事で見かける「誘導棒を持った警備員」が従事するのが2号警備です。

車両や歩行者の安全な通行を確保することが目的で、建設業界やインフラ工事において欠かせない存在です。

 

3号警備(運搬警備)

現金、貴金属、美術品などの貴重品や、核燃料などの危険物などの運搬に従事するのが3号警備です。

盗難や強奪を防ぐため、専門知識や高いセキュリティ意識が必要となります。

 

4号警備(身辺警備)

いわゆる「ボディガード」が該当します。

要人警護やストーカー対策など、個人の安全を守るために提供されるサービスです。

 

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◆現場でよく使われる警備用語

 

配置図(警備計画書)

イベントや工事現場において警備員の立ち位置や役割を示した図面のことです。

事前に作成し、依頼主と共有することでトラブル防止につながります。

 

保安資機材

カラーコーン・バリケード・誘導灯など、警備員が使用する資機材の総称です。

現場に応じた資機材を適切に配置することで安全性が大きく向上します。

 

警備業法

警備業を営む上で遵守すべき法律です。

警備員の教育や配置基準・業務範囲が定められており、法令遵守は警備品質の基盤となります。

 

 

◆交通誘導警備で知っておくべきポイント

 

有資格者配置

道路使用許可を伴う工事現場では、「交通誘導警備業務2級」以上の有資格者の配置が義務付けられる場合があります。

資格保有者の人数や経験値は依頼先を選ぶ上での重要な判断基準です。

 

近隣対応とクレーム防止

交通誘導は地域住民や通行者との接点が多いため、単に安全確保するだけでなく「丁寧な対応」が求められます。

依頼前に「近隣対応を重視しているか」を確認すると安心です。

 

 

◆イベント警備の現場用語

 

雑踏警備

コンサートや花火大会など、多数の来場者が集まる場での警備を指します。

人の流れをコントロールし、事故や混乱を防ぐことが主目的です。

 

動線管理

来場者がスムーズに入退場できるように導線を設計・管理することです。

イベントの成功を左右する要素であり、経験豊富な警備会社ほど緻密な動線計画を提案できます。

 

 

【まとめ】

 

警備業には専門用語が多く存在しますが依頼する企業担当者さまが基本を理解しておくことで

発注から現場運営までがスムーズになります。

特に、交通誘導やイベント警備は現場ごとにリスクや課題が異なるため、用語を理解した上で警備会社に相談することが大切です。

東京都内や関東一円で警備をお探しなら実績とノウハウを備えた会社を選びましょう。

警備に関してお困りの際は、ぜひ修明へご相談ください。